歩き方の質を高める
糖尿病や高血圧、高脂血症などの慢性の病気、
または肥満の改善などでウォーキングをする人が増えています。
しかし、歩き始めても歩くうちにひざを痛めたりして歩くのをやめてしまう人もいます。
健康はバランスが大事。
骨格を健康にして身体に負担の少ない方法で歩きましょう。
また小股でちょこちょこ長い時間歩くより、歩数は少なくても少し短い時間になっても
質の高いウォーキングをしたほうが善玉コレステロールが増えたというデータもあります。
では質の高いウォーキングとはどうすればいいのでしょう?
大股で速く歩きましょう。
→そのためには腕をしっかりと身体に平行に振ります。
前へ振るのではなく、後ろに振るように意識すると重心が前へ前へと進み
歩幅が自然に広くなり速度が速くなります。
腕を平行に後ろにしっかり振る →身体がまっすぐに歩幅が広くなり速度は速くなる |
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肩が凝っていても手が後ろへ行かず、腕が十分振れません。
玄関で体操すると背骨がゆるみます。
次に身体を起こせば、良い姿勢が作れます。
玄関でできる肩こり解消法
1背中でひじを合わせるようにぎゅっと力を入れて5秒キープ | ![]() |
2はーっと大きく息を吐き、だらんとする。 | ![]() |
3猫背になった状態で 下から背骨を1本ずつ積み上げるように身体を起こす。 |
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立ち座りにも正しい方法があります。
立つときに足の付け根に両手をあててみる。
そのまま前かがみになって「こんにちは」と腰を曲げ、
次におしりをひょいと上げながら立ち上がる。
腰掛ける時も足の付け根に手を当て、腰を曲げてからひざを曲げる。
こうすると膝の負担が減り、静かに立ち座りができます。