安全に食べる姿勢


  口から食べ物を摂るのは、意外と難しいものです。
  それは、呼吸機能と同じ経路を使って食べるからです。

  安全に快適に食べるには呼吸路の安全性を確保することが大事です。


  安全に飲み込むためには喉仏の動きが大切です。
  食事を口から迎えに行く姿勢だと、喉仏の動きが悪くなります。

  軽くうなずいた姿勢をとるとよい。

  このため足が床につき、身体を自由に動かせなければなりません。

  椅子が高かったり、テーブルが低かったり、
  ソファで食事をしたりするのは危ないので、やめましょう。

  ベッドで座ってる姿勢や、あぐらの姿勢も非常に危ない姿勢です。

  姿勢に注意することが、安全に食べるコツです。
  入れ歯の調整、口腔内の清潔も大切です。 

 
 安全に食べる姿勢

誤って気管に入りやすい姿勢

      ・ソファは腰が前に流れて、お腹で胸が圧迫される
・テーブルが低く、首を伸ばして食べるようになる   
  ・椅子の高さがあわず、足がつかない 
 ・あぐらだと、背中が曲がり、首が前に出てしまう  

 ・ベッドの上で足を投げ出すと背中が曲がり、
首が前に出てしまう