LDL(悪玉)コレステロールにご用心


本来コレステロールは身体に必要なもので、主に肝臓で作られ、
LDLコレステロールという形で、身体のすみじみまで運ばれています。

ところが、LDLコレステロールが増え過ぎると、血管の壁に、
コレステロールがたまって、心筋梗塞や脳梗塞をひきおこす「動脈硬化」のもとになります。
そのため、LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、
余分なコレステロールを回収する「HDHコレステロール」は善玉コレステロールと呼ばれています。

LDLコレステロールは、140mg/dl以上になると、
心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高くなります。

45歳以上の男性

・高血圧や糖尿病の人

・タバコを吸う


など動脈硬化になりやすい「危険因子」を持っている人は、
コレステロールが血管にたまりやすい状態になっているので、
特に悪玉コレステロールの値をしっかり下げなければいけません。

LDLコレステロールが多い人は、まず普段の生活を見直しましょう。
食事で肉や卵を控えたり、なるべく歩くように努めます。
たばこを吸う人は禁煙しましょう。

生活習慣を改善して、それでもLDLコレステロールが高い場合は、
クスリの服用の必要を意思と相談しましょう。


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