《転ばぬ先の杖》
〜骨にやさしい暮らしを〜
骨密度が減っているといわれても、過度に不安になる必要はありません。
転倒さえしなければ、普通の日常生活で骨折することはめったにありません。
骨折事故の約半数は、家庭内でのつまづきや、ふらつきが原因で起こっています。
大事に至る前に家の中を点検して骨折予防に心がけましょう。



1.室内の整理整頓を心がけましょう

・つまずきやすいものを置かない。

・カーペットのゆるみやたるみをつくらない。

・こたつなどの電気コードなどは通り道を横切らないようにする。

2.家具や、器具の点検整備を怠らないようにしましょう。


3.廊下・階段・風呂場・トイレは明るくしておきましょう。

・常夜灯をつけていつでも足元が真っ暗にならないようにしておく





4.廊下・床・階段などの転倒の危険性が高い場所には
できるだけ手すりや滑り止めをつけましょう。
(手すりは握りやすいものにしましょう。)

5.浴室内は転ばないよう工夫しましょう。

・浴槽に出入りするための手すりをつける。

・背もたれのある椅子を置く。

6.外出時も十分注意をしましょう。

・靴は履きなれたものに。

・すそさばきの良い服装で。

・ポケットに手をいれて歩かない。

・ふらつくことのある人は杖を使う。

・夜間や天候の悪いときはなるべく外出しない。

・荷物などは、できるだけ持たないようにし、両手をあけて歩く
(リュック・ウエストポーチなどを活用)

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