<<検診データの読み方 1>>
身体測定
原因不明の体重の急激な増減は要注意です
BMI
肥満度の指数です。正常の場合は22前後です。
25を超えると肥満という診断になります。
肥満は様々な生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)、
さらに心筋梗塞や脳血管障害などの
動脈硬化疾患の重要な危険因子になります。
肥満の原因を追究し減量及びよい生活習慣を身につけ
生活習慣病予防に心がけましょう。
血圧
血圧とは動脈の中を血液が流れるときの血管壁にかかる圧のことをいいます。
心臓の収縮した時の血圧が最高血圧(収縮期血圧)、
心臓の拡張期の血圧を最低血圧(拡張期血圧)といいます。
血圧はいろんな影響で変動しますが、安静時の血圧を目安として
最高血圧90〜139mmHg、最低血圧60〜89mmHgを正常範囲とします。
尿検査
蛋白:正常値は(−)です。
膀胱炎や腎盂炎のような尿路系炎症時に
血液、膿、粘液を混入して陽性になることがあります。
また腎炎、ネフローゼ症候群など本来の腎臓疾患による蛋白尿もあります
ウロビリノーゲン
尿にはいつも少しずつ出ている。疲れたりすると値が変わってきます。
尿糖
正常値は(−)です。
食事時間や食事の量の影響もありますが、
陽性の場合糖尿病が疑われます。
尿潜血
正常値は(−)です。
陽性の場合、腎・尿管・膀胱・尿道、
前立腺の炎症や結石・腫瘍などが疑われます。
しかし特に異常がなくても陽性に出る場合も多くあります。