【風邪をひいたときのおすすめレシピ】

 風邪をひいたときは、身体を休め、栄養をとり、
 抵抗力を付けてウイルスを虐待することが大切です。

 熱がでているときは、タンパク質・ビタミン・ミネラルを激しく消耗します。
 熱があるときこそボリュームたっぷりの食事が必要なのですが、
 食欲もなくごちそうもなかなかのどを通らないものです。
 一番手っ取り早く効率的なエネルギー補給は、
 紅茶やコーヒーに砂糖を多めに入れて飲むことです。
 しかしこれだけでは、タンパク質や、ビタミンが足りません。
 口当たりのよい冷たい牛乳や果汁100%のジュース、
 アイスクリーム、スープなどの流動食を利用しましょう。
 またビタミンCは、風邪に対する抵抗力をつける働きがあるので、
 普段より多めに摂りましょう。

『肉うどん』

ビタミン・ミネラルの豊富な食品で体力の消耗を防ぎます。
ネギには内にこもった熱を汗に変えて体外に発散してくれる作用があります。

材料(一人分)

ゆでうどん 1玉・鶏もも肉 1/2枚
長ネギ 1/5本・エノキ 1/4株
にんじん 1/4本・ゆで卵 1/2個
貝割れ菜 1/4・ごま・
煮汁(だし汁 300ml・みりん・醤油 適量)

作り方

(1)煮汁を煮立てて、鶏肉、食べやすく切ったエノキ・にんじん・ねぎを煮る。

(2)ゆでてゆで汁を切ったうどんに煮汁をかける。

(3)ゆで卵・貝割れ菜をのせ、ゴマをふる。

『白身魚の椎茸のリゾット』

のどの痛みがあるときは、のどごしのよい調理法で。大根やレンコンのすりおろし汁は、
昔からのどの痛みの特効薬と言われています。

材料(一人分)

ご飯 1/2杯・白身魚 1/2切れ・生椎茸 1個タマネギ 1/4個
三つ葉 1/3束・煮汁(コンソメスープ 300ml・塩・こしょう 適量)

作り方

(1)白身魚は一口大に、タマネギはみじん切りに、椎茸は薄切り、三つ葉は3pに切る。

(2)タマネギを炒め、白身魚を加え、
 スープとご飯、椎茸、三つ葉を加えて
 塩こしょうする。

『豆腐のあんかけ』

材料(一人分)

絹こし豆腐 1/4丁・煮汁(だし汁 300ml・醤油・みりん適量)
片栗粉・水・おろし生姜

作り方

(1)豆腐を温める。

(2)だし汁と調味料を煮立て、
 水溶き片栗粉でとろみをつけたあんを
  豆腐にかける。

(3)おろし生姜をのせる。

『大根のそぼろ煮』

咳や痰をきるには大根のほかに、カリンや梨が効果があります。のどが弱くて咳がでる人は
キクラゲを食べるとおさまることがあります。

材料(一〜二人分)

大根 1/4〜1/5本・しめじ・グリーンアスパラガスなど
鶏挽肉 100g・三つ葉・
煮汁(酒・醤油・みりん・塩・片栗粉)

作り方

(1)大根はかぶる程度の水を加えて火にかけ、
 煮立ったら中火にして柔らかくゆでる。

(2)挽肉に、水1/2カップ、酒・醤油各
 大さじ1、みりん小さじ2、塩少々を加え、
 挽肉をほぐしながら煮立てて大根を加える。
 落としぶたをして中火で10分、
 アスパラとしめじを加えてさらに5分煮る。

(3)大根を取り出して器に盛り、
 片栗粉小さじ1を水大さじ1で溶いて
 煮残った煮汁に加える。
 とろみがついたら大根にかけ、
 三つ葉のざく切りを散らす。

〜いざというときのために買い置きしておくと便利なもの〜

●冷凍うどん ●レトルト粥 ●ヨーグルト ●ゼリー ●インスタントスープ 
●ジュース ●スポーツ飲料など