(1)かかりつけ医としての役割

  開業医としては、専門性ばかりでは困ります。
  かかりつけ医として、いろいろな患者さんのさまざまな相談に応じなければなりません。
  しかし、現在の医療のレベルではどんな領域でも専門医と同じレベルを維持することは不可能です。
  まずは相談に応じて、自分の専門以外の領域は他の専門医を紹介する。
  それも重要なかかりつけ医の仕事だと思っています。同じ内科でさえも専門が違えば見方は違うものです。 

 2)専門医としての役割

  当院では、循環器科としての専門性を生かすために心電図検査はもちろん、
  ホルター心電図(24時間心電図)、ホルター血圧計(長時間血圧計)
  カラードップラー心エコー検査等を随時行っています。
  ホルター検査も院内で解析が可能なため、再度来院して頂く必要なく即日結果を説明できます。

  その他、更に専門的な検査が必要な場合は患者さんの状態にあわせて
  適切な病院を相談の上で紹介させていただきます。

 3)在宅医療を担って行く役割

  在宅医療も重要なキーワードになります。
  安定した病状になると、今後ますます病院を離れ在宅での療養、看護、介護が必要になります。
  しかし、安定したとは言ってもいつ何時変化が起こるか分からないのが病人でありお年寄りです。
  そんなときに限って夜間であったり休日であったりします。
  かかりつけ医の先生に連絡しても連絡が取れないと言った苦情は良く耳にします。

  確かに、24時間休日も含めて医院にずっといるわけではありません。
  医院を不在にする折は「転送電話システム」を使用しており、
  医院への電話を携帯電話に転送しておりますので連絡が可能です。
  このように、できるだけ安心して在宅医療ができるように
  当院ではシステム作りを考えております。 

 4)介護保険に対する取り組み

  20004月から介護保険制度が導入されました。
  介護保険に関しては、近隣のケアマネージャーさんや居宅介護支援事業所、
  入所施設やデイサービスセンター等の関連事業者さんと連携の上で、
  利用者の皆様方のお役に立てるように活動を続けて行きたいと思っています。

  

  この様に4本の柱を中心に皆様方のお役に立てるように活動して行きたいと思っています。

   今後ともおがわ医院をよろしくお願い申し上げます。