平安時代の中ごろに、紫式部が書いた源氏物語は、千年の時を経た今も高い文学的評価を受け続けています。その最後の十帖は、宇治の地を舞台としていることから「宇治十帖」と呼ばれています。
  宇治市では、ふるさと創生事業を契機に紫式部文学賞の制定をはじめとして源氏物語散策の道の整備など、源氏物語をテーマにしたまちづくり事業を積極的に進めています。それらの事業の核施設として、平成 10年11月、宇治川東側に源氏物語ミュージアムをオープンしました。
  常設展示室では、実物大の牛車や寝殿造りの六条院の模型などを展示し、映像シアターでは宇治十帖のヒロイン浮舟の物語を上映し、王朝文化を今に伝えております。他に源氏物語に関する美術品、写本などを展示する企画展示室や、図書室、コンピュータを使って源氏物語に親しむことができるコーナーなどがあります。
  また、喫茶コーナーやミュージアムショップも設けていますので、お気軽にお立ち寄りください。

【交通アクセス】
京阪宇治駅下車徒歩10分、JR宇治駅下車徒歩15分  TEL:0774-28-0200

源氏物語ミュージアムエントランス。
屋根のなだらかな曲線は
やわらかな女流文学をイメージしたものです。
六条院の模型の後ろは、32面のマルチ画像。
光源氏の生涯を紹介しています。

宇治の地に立ち寄った薫が閑寂な
八宮邸に住んでいる大君・中君を見初める
宇治十帖の中の一場面を再現。
平安時代の貴族たちの乗り物である牛車。
実物大で高さ3メートル、長さ5.8メートルあります。