2005年12月定例会の一般質問を通告の順に従って行ないます。
現在、あらゆる意味で安全についての信頼が揺らいでいます。
その中で発覚した、建築士による耐震強度偽装に
関わる一連の不祥事に同じ建築士として耳を疑いました。これは安全な建物を提供すべき建築関係者の責務に違反する重大な犯罪行為です。この事件の背景に
は、倫理的課題だけではなく建築生産全般に関わる数多くの問題が存在する事を見逃してはなりません、当然ながら国や地方自治体にも大きな責任があります
が、再発防止と失墜した建築分野全体の社会的信用回復に微力ではありますが協力しなければならないと考えています。
また時代の移り変わりとともに倫理観や価値観が
大きく変わり、国と地方を合わせた借金が1000兆円を超え財政的破綻状態となっているにも関わらず我々の生活は大きく変わっていないようにも思えます。
しかし緊迫した財政状況は本市にとって他人事で無く、財政コストの削減や行政のスリム化が喫緊の課題になっています。