2004年5月24日(月)
◆会津若松市
人口:116,078人(平成16年4月1日現在)
市政施行:明治32年4月1日
歴史的には、蒲生氏郷が鶴ヶ城を改修した頃より、町割りを整備して若松と改称
幕藩体制が固められ会津藩が確立、明治維新後(白虎隊は余りにも有名)
明治32年に若松市として市制施行
産業は、漆器、酒造の伝統産業に加え、大手コンピューター企業が進出
産学官の研究・開発協力などの新時代対応の中核都市となっている。
1.男女共同参画社会づくりについて
昭和60年 「会津若松婦人行動」を策定
平成7年 「パートナーシップ21」策定
平成10年〜11年 男女共同参画セミナー開催
平成11年 「男女共同参画都市の宣言をめざす実行委員会」設立準備会発足
平成11年 「男女共同参画都市の宣言をめざす実行委員会」設立総会
平成15年 議員提案により「会津若松市男女共同参画推進条例」が提出され、
全会一致で可決
平成16年4月 施行
◇条例の概要
@男女共同参画を推進するため、6つの基本理念を定める
A市・市民及び事業者の責務を明らかにする
B教育の場と雇用の分野において男女共同参画の推進
C性別を理由とする差別的な行為、間接差別の禁止についても明記
D市が実施する男女共同参画の推進に関する施策もしくは
人権が侵害されることについての苦情申出機関の設置
E男女共同参画審議会を設置し、委員の構成を男女同数とする
◇推進体制
@会津若松市男女共同参画審議会(委員10名)
A会津若松市男女共同参画苦情処理委員会(委員3名)
B男女共同参画推進活動のネットワーク(女性団体)
C男女共同参画行政連絡会議(企画副参事レベル)
D男女共同参画推進員(職員53名)
◇具体的施策
@男女共同参画週間事業
A啓発パンフレット作成
B各種講座、出前講座
C女性の人材リスト登録事業
D優良企業表彰
2.観光振興について
◇会津若松フイルムコミッションについて
@平成14年5月24日 設立
A会員構成 : 普通会員11機関 特別会員5機関
B事業内容
ロケーションに関する相談
メディアのトレンドやニーズに対応した情報収集と提供
撮影や取材に関する許可申請や連絡調整
エキストラの募集、斡旋
ロケ周辺地域への事前告知及びロケ時の調整、安全対策
C平成15年度のロケ実績
65回(ドラマ、CM、映画、旅番組、地域情報番組等)
◇まちなか周遊バス等について
@平成13年7月1日 運行開始(平成15年増車)
A料金 : 1回200円、1日フリー500円
B運行回数 : 7時30分 〜 17時 1時間 1本
Cバス会社に運行委託、冬場は観光客より市民の利用が多い
市民の移動手段として増便の要望有り
2004 年5月25日(火)
◆宇都宮市
人口:449,687人(平成16年4月1日現在)
市政施行:明治29年4月1日
宇都宮市は、ジャズ、カクテル、餃子の3つを柱に観光客誘致を推進
ジャズ : 世界的に有名なジャズミュージシャン渡辺貞夫の故郷
カクテル: 国内・海外のコンクールで優勝したバーテンダーが15人、日本一多い
餃 子 : 総務庁調査によると、餃子の消費額日本一
1.観光コンベンション協会について
宇都宮観光協会と宇都宮コンベンションビューローが一体化し、観光とコンベンション事業
の一体的推進を目指している
◇事業内容
@誘致宣伝事業
観光リーフレット、コンベンション用市内マップ、機関紙作成等
A観光推進事業
観光イベント、観光案内所運営等
Bコンベンション推進事業
誘致セールス、PR用メモ作成等
C会員活動の活性化事業
「おもてなし日本一のまち・宇都宮」の今後の検討等
◇事業効果
平成15年度のコンベンション開催件数 142件
誘致客数 31万6670人、一人あたり単価 2万6千円として試算
316,670×26,000=82億3342万円
2004 年5月26日(水)
◆本庄市
人口:60,984人(平成16年4月1日現在)
市政施行:昭和29年7月1日
本庄市は中山道最大の宿場町として栄え、繭(まゆ)や農産物の集積地として商業が発展
現在、科学・電気・機械工業等の進出で産業構造が大きく変化
首都近郊の中核都市
1.早稲田リサーチパークについて
◇インキュベーション・オン・キャンパス早稲田について
地域振興整備公団が、産学連携、大学と連携した創業支援の創出を目指した
インキュベーション施設で平成15年8月完成
本庄市早稲田リサーチパーク外観
@施設概要
・X棟 ベンチャー10室
・A 棟 早稲田大学国際情報通信研究科と企業の共同研究
・B 棟 環境系大学院と企業の共同研究
・共用 相談室・自販機コーナー・応接室・ロビー
リサーチパーク受付ロビー リサーチパーク受付ロビー2
A入居企業等
地元企業は3社入居
リサーチパーク2F共有ロビー リサーチパーク2F各企業の部屋
B企業への支援
入居9社に対して5人のインキュベーションマネージャーの配置
2.企業支援について
@起業家支援
ベンチャー育成のため、研究開発、市場開拓等の事業に助成
100万円(上限)/年
選定方法はプレゼンテーション方式
実績 : 6件
A研究活動への助成
新技術や新製品に関する高度な研究会活動に対して助成
年間30万円程度(5年間が限度)
選考方式はプレゼンテーション方式