■宇治田楽まつりとは■

 多くの歴史に彩られた京都の宇治は、源氏物語をはじめとする豊かな文化の舞台でもありました。 平安時代には宇治の白川に「本座」と呼ばれる芸能民の集団があり、宇治の離宮祭をはじめ、京都や奈良の祭礼で華やかに田楽を演じていたと伝えられています。

 しかし、その後、狂言や能が盛んになるにつれ、田楽は歴史の彼方に忘れ去られ、宇治の地からもその姿を消してしまいました。 猿楽とともに、日本の芸能の原点といわれる田楽は、まさに、宇治の失われた文化遺産といえるでしょう。

 社会が成熟し、人々の価値観も多様化する中、心のよりどころとなる「ふるさと」の再発見をとおして、人と人とが世代を超えて暖かいつながりを取り戻すことが問われています。 宇治田楽まつり実行委員会は、失われた宇治の文化遺産である田楽の復興をテーマに、宇治市民が主体となった芸能まつりの創出に力点をおいて、平成10年から活動を行ってきました。 当初は野村万之丞氏作の「楽劇大田楽」の公演でしたが、平成13年からは市民手作りのオリジナル作品「宇治田楽」の制作を開始し、「楽劇大田楽」と併せて公演してまいりました。 そして、平成15年にはついに「宇治田楽」の単独公演を行うに至りました。 「宇治田楽」はまさに市民の手によって創作・復興された市民の芸能であるといえます。

 「宇治田楽」が市民のこころのふるさと再発見の契機となることを願い、これからも市民と行政が手を携えてふるさと宇治にふさわしい市民のまつりを創造していく決意のもと、「宇治田楽まつり」を開催いたします。

〔 宇治田楽まつり2007 演目紹介 〕 〔 宇治田楽まつり 開催場所 〕

 私たち宇治田楽まつり実行委員会は、『源氏物語』をテーマとしてまちづくりに取り組む宇治市と連携し、市民サイドからまちづくりに参画できる事業に取り組んできました。 宇治が発祥の地とも言われるこの失われた芸能、田楽の復活をテーマに、伝統的要素を取り入れた芸能を創作するプロジェクトです。

 秋には宇治川の府立宇治公園中の島で公募市民と「宇治田楽まつり」を開催。 また、小学校の児童たちが田楽の躍動感や楽器を体験できる授業のサポートや、教育・福祉施設への訪問公演も行っています。

 大勢の人、幅広い世代の人たちが、この躍りと音楽の楽しさに出会い、宇治田楽がふるさと宇治の芸能として大切に育てられていくことを夢見て活動しています。

〔 実行委員会について詳しくはこちら! 〕

名誉会長  宇治市長 久保田 勇

顧   問  京都嵯峨美術大学客員教授 山路 興造
        宇治市議会議長 堀 明人

参   与  宇治市商工会議所会頭・社団法人宇治市観光協会会長 山本 哲治
        社団法人宇治青年会議所理事長 宮城 智之
        宗教法人平等院住職 宮城 俊作
        宇治上神社宮司 宮村 徹
        宇治神社宮司 花房 義久

監   査  今西 正二  水落 美知明

会   長  中谷 雅夫

副 会 長  山岡亮造・木寺孝樹・南崎展秀

実行委員  出岡佐和子・糸井優美子・梅村晃一・長村彩美・小澤智子・
        川口由麗江・河原林一樹・北浦秀星・榊原恭子・榊原敏恭・
        坂部昌俊・下岡あゆみ・高辻 雅・寺地加奈美・中島志帆・
        中森啓子・西田 尚武・南崎厚子・山本ナツエ・米岡優太・
        松山季史子
        前田高徳(市所管)・広瀬光次・中村裕二

後   援  宇治市

−2012.01.08更新−